マリオランを体験した感想を述べてみましたー
最近流行りの「スーパーマリオラン」。発売開始で4,000万ダウンロードを達成し売り上げは上々。もちろん僕もプレイしてまして結構コンプリートの道も見えてきたので、感想を述べてみたいと思います。
さすが任天堂!と思う点:ユーザビリティ
ファミコン世代の僕としてはマリオですごい点はユーザービリティが一番に上がります。ファミコン時代は操作性が酷い、またいわゆる「ハマって」しまいクリア不可能になるケースがある、バグが存在するゲームなど多々あったように思います。
その点を踏まえてスーパーマリオブラザーズを見ると操作の直観性、レスポンス、ゲームに慣れながら進める面の構成に加え、Bダッシュ、Bダッシュジャンプの爽快感など他のゲームと比べてもケタちがいのクオリティかと思います。現在のパズドラ、モンストなどは初めにチュートリアル形式でゲーム内容を体験しますが、チュートリアルなしで操作方法を覚えられるスーパーマリオブラザーズは圧巻です。詳しくは下記サイトに記載されていましたのでご参考。
スーパーマリオのステージ1-1から学べるUX | UX MILK
と、前置きが長くなりましたが、今回のスーパーマリオランもスマホでのユーザビリティは非常に高いものと思います。「タッチするだけ」でマリオが派手なアクションをするのは非常に爽快です。キノピオなどが等距離で向かってくるところをリズムよく踏んでいくアクションなどは気持ちいいアクションの一つですね。
また、表現としてさりげなく画面下部を草や雲だけのスペースにしてそこをタップするような設計はゲームへの没入感を損なわず、ゲームに集中できます。
以上に行ったようなユーザビリティをスマホ初ゲームの中で実現しているのは素晴らしいと思います。
惜しい!と思う点:スマホを上手く活かしていない
惜しいと思う点としては昨年リリースしているポケモンGOと比べるとどうしてもスマホを上手く活かし切れていないことです。(ポケモンGOと比較するのは酷かもしれませんが)
ポケモンに関しては「現実世界でポケモンを捕まえる」というコンセプトでその現実とポケモンの世界のハブとしてスマホがあるという位置づけです。そのため、スマホは必須ですし、また現実世界に現れたポケモンを写真に撮ることもできるため、拡散の仕組みにもなっています。
一方、マリオランに関しての印象は「今までのマリオをスマホで遊びやすくした」という点に留まります。もちろん友達と競う、キノピオラリーで他の人と戦うという点はありますが、それは従来のスマホゲームの範疇に留まります。
よってポケモンを現実世界に解き放たったポケモンGOと比較するとマリオランはマリオをスマホの中に閉じ込めてしまった印象になります。
とはいえ前述したようなスマホで十分楽しいマリオを提供しているのは間違いない事実!これから先もスマホゲームを提供するでしょうし、これからの任天堂のスマホゲームには注目ですね。