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見向きもしないものをブラックユーモアで人を振り向かせる 〜Dumb Ways to Die〜

みなさま、駅の貼り紙に書いてあることって覚えてますでしょうか。

「ホームに降りない」、「黄色い線の内側に」など書いてあるとは思いますが覚えているものは少ないと思います。そんな人に注意を呼びかけることが難しい注意事項ですが、ブラックユーモアで振り向かせたのがこちら。

ネタ:Dumb Ways to Die

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マスコットのような生き物が色んなエゲツない死に方をしていくアニメーション動画。可愛らしいキャラクターとほんわかする音楽と死に方の対比が面白くてついつい「どんな死に方があるのかな?」と動画を見てしまいます。

歌の動画のラストでは電車関連の事故を取り上げて、これもバカな死に方なんだよ、と締めています。最後に列車の周りでは危険な行為をしないように!と注意が書かれます。このCMかなりバズりまして、カンヌ広告賞も受賞しています。こんなに注目された電車での注意事項はないでしょう。

 

アイディア:カワイイ×ブラックユーモア

前述しましたが気にも止めないものを振り向かせるのは本当に難しいことです。今回のこの動画の完成度は素晴らしく他にも様々なバージョンができています。そんだけ完成度が高いものの中に電車の注意を混ぜ込んだことが上手いですね。

ではその完成度が高い、人が注目する要素は何か?これは「カワイイ×ブラックユーモア」だと思います。カワイイキャラクターがどんどん死んでいくというギャップが視聴者をひきつける要因になっているのだと思います。またまったりな音楽もそれに拍車がかかります。

ブラックユーモアとは違いますが、ベビーメタルなど、カワイイ女の子×男くさいメタルのように「カワイイ」に逆の要素をかけるというのは強いコンテンツになるのでしょう。

 

えちりん