コーヒーを飲むと、IoTでマシンと友達とつながるネスカフェ バリスタ i
ネタ:ネスカフェ バリスタi
ネスカフェが新しく出したコーヒーマシン「バリスタi」。バリスタiと自分が持っているiphone7をつなげることで、いろいろなことができるのだけど、面白い機能は主に下記3つ。
①コーヒーと自分好みのコーヒーを作ることができる、予約などができる。
②コーヒーを一杯飲むごとにネスカフェの「ネスカフェ ワクワクポイント」をもらえる。
③コーヒーを飲んだ後の気分を投稿し、家族や友人と繋がれる。
正直友人とコーヒーを飲んだ感想をイチイチ共有することはないかなーと思っていまいますが、それぞれの機能には将来性を感じます。
②のように、家の中での飲食に関しては基本企業側は確認することができないため、そこでの行動をデータを取れるのはとても大きな価値があるように思います。例えば単純に家でどのような味のコーヒーが飲まれているかっていう調査もできるし、コーヒーを家で飲む頻度も分かるわけですよね。
アイディア:日常行動のハブ
これは今回の件だけではないんだけど、ネスカフェさんはコーヒーを個人の嗜好性の現れ、コミュニケーションツールと捉えているように思います。つまりコーヒーの利用の仕方などを捉えることで個人の属性データや行動データが取れるということを狙っていて、そこの促進剤としてポイント付与にしようとしているのかな。このようにコーヒーが持っている特性、また据え置き機という特性をうまく使っているように思います。
パッと浮かぶこういったハブとして使える他のものというと、会社の複合機が浮かびます。複合機ってGmailみたいに情報の読み取りと広告ツールとして使うこともできたのではないでしょうか。
イメージとしては複合機に広告ディスプレイをもたせてその代わり費用を安くする。そこで印刷またはコピーされる内容をテキストマイニングして適した広告を複合機の広告ディスプレイに表示させる。複合機を売っている会社は、もちろん置いている会社の業種などはわかるので属性データと行動データからターゲティングできるわけです。もちろん機密情報をテキストマイニングしている件はつっこまれますが、Gmailの要領でうまくかわせればうまくいったりするんじゃないかなぁ。
えちりん